ビジネスでCADや3DCGを取り扱うのなら、法人向けパソコンを購入するときには、高スペックのものを購入しなければいけません。そのためには、法人向けパソコンの選定はひとまず置いておいて、CADや3DCGを作るためのソフトウェアを決定しましょう。それは、それぞれ要求している動作環境が異なるため、始めにソフトウェアのほうを決めなければスペックを決めることはできないからです。
なお、ソフトウェアの動作環境を調べたいときは、公式サイトに訪れれば、推奨スペック情報がきちんと掲載されています。そこには、CPUやビデオカードやメモリが載っているので、名前や数値を確認して、それに見合った法人向けパソコンを選定しましょう。
パソコン内部に必ず装着されているCPUやメモリの名称は聞いたことがあっても、ビデオカードは知らない方もいるでしょう。その状態の方が、CADや3DCGのための法人向けパソコンを選ぶのは難しいかもしれません。
しかし、法人向けパソコンのよいところは、メーカーに内部の構成を相談できることです。つまり、連絡を取って、CADや3DCGのソフトウェアの名前を出せば、動作環境を満たしたスペックの製品を案内してくれます。確実に動くものを販売してくれるので、届いてから、ビジネスに使えないことはありません。
このサービスは多くのメーカーがやっているため、それぞれのところにソフトウェア名を伝えて、見積もりを出してもらうとよいでしょう。